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社会福祉法人 釧路愛育協会 養護老人ホーム長生園

​園内行事やイベントのお知らせ

令和6年度 新任職員研修会

 社会福祉法人釧路愛育協会では法人研修委員会が組織されており、社会福祉制度や社会問題の変化に伴い、福祉施設職員はこれまで以上に幅広い役割・スキルが求められていることから、職員の資質向上および職員の職場定着を目指すことを目的として、法人職員へ向けての研修が毎年行われています。


 令和6年度総合テーマを「一人ひとりの愛を育み、幸せな福祉を未来へ~愛育協会が持つ真心の継承~」とし、【新任職員研修会】【幹部職員研修会】【専門職員研修会】【職員研修会】この4本柱で構成されています。

今回の研修会では、入職3年未満の職員が対象となる〈第1回 新任職員研修会〉が実施され17名の新任職員が出席しました。



 研修委員の司会により開会宣言がなされ、和田敏幸理事長より開会の挨拶が行われました。和田理事長からはまず職員に向け、日頃より感染症対策や人材確保等困難な状況が続く中、多大なる尽力に敬意と感謝を伝えたいというお言葉や、髙橋常務理事の北海道DWATによる活動として、能登半島被災地支援活動への激励、そして法人研修会の開催趣旨の説明などがあり、参加者一同興味深く聞き入る様子が見受けられました。



講演Ⅰ 「釧路愛育協会の軌跡」

 講演Ⅰでは髙橋常務理事を講師に迎え、大正13年から続く釧路愛育協会の歴史について学びました。時代の移り変わりとともに様々な困難を乗り越え、地域の人々を支え続けて来た先人の方々や、現在に至るまでの重要な出来事や転機について具体的なエピソードを交えながら説明してくださいました。

 講演が進むにつれ、釧路愛育協会が地域社会に果たしてきた役割や、未来に向けて当協会が目指すべき方向性などが語られ、参加者たちの関心を引きました。

 最後に髙橋常務理事は、常務理事自身がとても感銘を受け大切にしている言葉として「それぞれの時処位において衒うことなく、誠心誠意、目の前の現実に向き合い研鑽し続ける」という言葉を私たちに向け伝えてくれました。「これまでも苦しい状況の中、みんなでこの法人を作って来た。この先も支えてくれた人々の期待に応え高みを目指して行こう」と語られ、参加者は深く頷きながら、その言葉に真摯に耳を傾けていました。




講演Ⅱ 「法人職員としての心構え~わたしたちの目指すべきもの~」

 続いて講演Ⅱでは和田理事長を講師に迎え、新たに入職された職員へ向け、社会福祉を取り巻く制度や釧路愛育協会の経営理念・方針・体制などについて学びました。法人研修会では3つの分野(社会福祉・障がい福祉・児童福祉)で働く職員が集まりますが、どの職種・どの立場の職員においても通ずる部分となるので、少しでも今後の参考になれば幸いだと話されました。

 講演の中で、和田理事長自身の様々な現場での経験や知識を共有しながら、具体的なエピソードとともに利用者さんへ接する際の様々なアプローチ方法や、職員間においての信頼関係を深めるコミュニケーションスキルについても話され、参加者の中には熱心にメモを取りながら興味深く耳を傾ける職員の姿が多くみられました。


 また、かしわ認定こども園の園長先生をしていた頃や、現在園長先生として在職されている鶴が丘学園でのエピソードなども交え、利用者さんにいつも助けられており、人懐っこさや笑顔・挨拶にとても元気を与えられていると話されていたのがとても印象的でした。

 最後に和田理事長は「その時代その時代の大変さがありそれは今後も続いていくが、地域への恩返しとともに、利用者さん一人ひとりの想いを実現できた時の支援員としての喜びを実感できた時に感じる充実感は何ものにも代えがたいものである」と話されました。和田理事長の言葉は、会場に集まった全ての人にとって改めて支援の意義と使命感を再確認する良い機会となりました。


 

 研修会の最後には参加者全員が一人ずつ、自己紹介と研修会の感想を発表していきました。参加者からは「こんなにも長い歴史があることに驚いた」「釧路愛育協会に生涯をかけて尽力された方々の意思が今現在も受け継がれている事に感銘を受けた」など、自らもこの歴史ある協会の一員として貢献したいという意欲を新たにする者も多かったようです。




 今回の研修会が参加者にとって有意義なものとなり、今後の活躍に活かされることを期待しています。

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